stepo はなぜ「個人」と「会社」を分けたのか
歩数アプリで一番よく聞く声は「会社にデータを見られたくない」。stepo がデュアルテナンシーで設計した理由。
歩数を共有するアプリを検討する企業の人事担当者と話していると、必ず出てくる声があります。
「社員が嫌がらないですかね?」
気持ちは分かります。プライベートな散歩や家族写真まで会社管理者から 見られているような状態だと、誰だって嫌でしょう。
「会社のアプリ」と「個人のアプリ」、どっちが正解か
歩数共有サービスを企業向けに提供するとき、設計の選択肢は 2 つあります。
- 純粋な B2B — 会社が買ったアプリ、社員は使うだけ
- 純粋な B2C — 個人が好きで使うアプリ、会社は関係なし
ところが現実には、社員は「会社のアプリ」だと辞めた瞬間にデータを失う ── これは個人にとって損失です。 一方、「個人のアプリ」だと会社にとっては健康経営の数字が取れない ── 投資対効果が見えません。
stepo の答え: デュアルテナンシー
stepo は 「1 人のユーザーが、個人テナントと会社テナントの両方に属する」 というモデルを採用しています。
- 個人テナント (常に所有) — 家族グループ、友人グループ、プライベート投稿
- 会社テナント (任意で参加) — 社員グループ、部署対抗ランキング、健康経営レポート
ポイントは 歩数だけが両方の集計に反映される こと。家族の写真や友人グループでの会話は 会社管理者からは 絶対に 見えません。逆に、会社の歩数チャレンジで撮った 社内の写真は家族には流れません。
退職してもデータが残る
社員が転職したとき、会社テナントから抜けるだけで個人データはそのまま使い続けられます。 友人グループも家族グループもバッジも、すべて残ります。
これは「stepo を続ける理由」を社員側に残す設計です。会社が解約しても個人ユーザーが 消えない ── これが結局、長期的に B2B プロダクトとしての顧客基盤を強くします。
業務委託・副業時代の現実
さらに 1 ユーザーは 複数の会社テナント に同時所属できます。 業務委託で 2 社、副業で 1 社、それぞれの健康データが各社に集計される。 各社の管理者は、その人が他社にも所属していることは見えません。
この「複数の場所にいる現代の働き方」を前提に設計したのが stepo です。
結論
プライバシー境界を最初に設計するか、後から「気をつけてください」と社員にお願いするか。 健康経営という、本質的に 社員の信頼が必要 な領域では、前者しか答えはないと 私たちは考えています。
stepo を法人として導入する場合の詳細は 料金プラン または お問い合わせフォーム よりご連絡ください。